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2021年10月19日

【第1回】「ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展」の魅力とは

貴重なミイラや棺、最新のCTスキャン調査から古代エジプト文明の謎に迫る「ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展」がいよいよ11月20日(土)、兵庫県立美術館(神戸市中央区)で開幕します。

(参考)ライデン国立古代博物館の常設展示の様子

(参考)ライデン国立古代博物館の常設展示の様子

世界で最も古い国立博物館の一つであるオランダのライデン国立古代博物館は、古代エジプト、ギリシャ、ローマなど総数約20万点(2018年末現在)のコレクションを所蔵。 中でもエジプト・コレクションは約2万5千点にのぼり、ヨーロッパでは大英博物館、ルーヴル美術館、ベルリン・エジプト博物館、トリノ・エジプト博物館と合わせて5大エジプト・コレクションに数えられる世界有数の量と質を誇ります。

この度、同館所蔵の古代エジプト・コレクションから、人のミイラ5体、動物のミイラ8体や10数点の棺などを含む、厳選された約250点が来日。なかでも圧巻は貴重なミイラ棺の立体展示で、今回特別に立てた状態で展示、棺の個性的な形や色、装飾などをさまざまな角度から鑑賞できます。あわせて古代エジプトの宗教観が色濃く反映された神像や『死者の書』などの遺物、美しい装飾品なども展示。大変見どころの多い展覧会となっています。

アメンヘテプの内棺

アメンヘテプの内棺

アメンヘテプの内棺
第3中間期、第21王朝(前1076-944年頃)

パディコンスの「死者の書」 第3中間期、第21王朝(前1076-944年頃)

パディコンスの「死者の書」 第3中間期、第21王朝(前1076-944年頃)

さらに最新の科学技術を通して医学的な知識やミイラ作りの過程、色や形に対する人々の美意識といったこれまで知られていなかった古代エジプトの側面を解き明かす、従来のエジプト展とは一線を画した展覧会です。

2019年11月4日にアムステルダム・メディカル・センターで行われたミイラのCTスキャンの様子

2019年11月4日にアムステルダム・メディカル・センターで行われたミイラのCTスキャンの様子

現在、各種プレイガイドでオリジナルグッズや音声ガイド、リアル謎解きゲームなどがセットになったお得な前売り券を発売中。詳細は兵庫展公式サイト(古代エジプト展 神戸で検索)へ。

≪開催概要≫
ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展
【会期】2021年11月20日(土)~2022年2月27日(日)
【会場】兵庫県立美術館
【主催】兵庫県立美術館、産経新聞社、読売テレビ、ライデン国立古代博物館
【展覧会HP】https://egypt-leiden-kobe.com/

ライデン国立古代博物館
All images © Rijksmuseum van Oudheden (Leiden, the Netherlands)