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2021年9月15日

イスラエル博物館所蔵「印象派・光の系譜」展、三菱一号館美術館で開催中

日本とイスラエルの外交関係樹立70周年を記念した展覧会、イスラエル博物館所蔵「印象派・光の系譜」― モネ・ルノワール・ゴッホ・ゴーガンが、いよいよ10月15日から東京都千代田区の三菱一号館美術館で開催されます。

クロード・モネ《睡蓮の池》 1907年 油彩/カンヴァス 101.5×72.0cm イスラエル博物館蔵 Photo © The Israel Museum, Jerusalem

クロード・モネ《睡蓮の池》 1907年 油彩/カンヴァス 101.5×72.0cm
イスラエル博物館蔵
 Photo © The Israel Museum, Jerusalem

印象派は日本で大変人気が高く、これまで幾度となく展覧会が開催されてきました。今回は、約50万点にのぼる文化財を保有するエルサレムのイスラエル博物館から、印象派やポスト印象派のまとまったコレクションが初めて来日します。クールベやコローなど印象派に先駆けて戸外制作を始めたバルビゾン派から、光の表現を独特の親密な世界に移し変えたボナールらナビ派まで、「光」というキーワードで近代西洋絵画の系譜をたどることができる展覧会です。

フィンセント・ファン・ゴッホ《プロヴァンスの収穫期》 1888年 油彩/カンヴァス 51.0×60.0cm イスラエル博物館蔵 Photo © The Israel Museum, Jerusalem by Avshalom Avital

フィンセント・ファン・ゴッホ《プロヴァンスの収穫期》 1888年 油彩/カンヴァス 51.0×60.0cm
イスラエル博物館蔵 Photo © The Israel Museum, Jerusalem by Avshalom Avital

ポール・セザンヌ《川のそばのカントリーハウス》 1890年頃 油彩/カンヴァス 81.0×65.0cm イスラエル博物館蔵 Photo © The Israel Museum, by Pierre Alain Ferrazzini

ポール・セザンヌ《川のそばのカントリーハウス》 1890年頃 油彩/カンヴァス 81.0×65.0cm
イスラエル博物館蔵 Photo © The Israel Museum, by Pierre Alain Ferrazzini

特筆すべきは、出品される69点のうち、なんと59点が日本初公開の作品だということ。さらにモネの《睡蓮の池》やファン・ゴッホの《プロヴァンスの収穫期》、セザンヌの《川のそばのカントリーハウス》など、画家の全盛期に描かれた珠玉の作品が一堂に会します。

ピエール=オーギュスト・ルノワール《レストランゲの肖像》 1878年 油彩/カンヴァス 54.6×66.2cm イスラエル博物館蔵 Photo © The Israel Museum, Jerusalem by Max Richardson

ピエール=オーギュスト・ルノワール《レストランゲの肖像》 1878年 油彩/カンヴァス 54.6×66.2cm
イスラエル博物館蔵
Photo © The Israel Museum, Jerusalem by Max Richardson

気軽に海外旅行ができなくなってしまった今、イスラエルの貴重なコレクションを見られるまたとない機会です。ぜひ実際の作品を前にして、それぞれの「光」の表現をご堪能ください。

(編集部)

《開催概要》
イスラエル博物館所蔵「印象派・光の系譜」 ― モネ・ルノワール・ゴッホ・ゴーガン
【会期】10月15日(金)~ 2022年1月16日(日)
【会場】三菱一号館美術館
【主催】三菱一号館美術館、イスラエル博物館(エルサレム)、産経新聞社
【展覧会HP】https://mimt.jp/israel/

※2022年1月28日(金)~4月3日(日)、大阪・あべのハルカス美術館に巡回予定。