ART TOPICS

2021年8月28日

【第1回】アジアを代表する現代アーティスト、ロナルド・ヴェンチューラの魅力に迫る

フィリピン出身で世界のアートシーンを牽引するアーティスト、ロナルド・ヴェンチューラ(1973~)の日本初の大規模展覧会「ロナルド・ヴェンチューラ展-内省」が軽井沢にある軽井沢ニューアートミュージアムにて開催されています。
彼の作品は現代社会を反映する様々なモチーフが組み合わされ複雑に構成されています。高いレベルの技術と独自のセンスにより現代社会のイメージが反映された作品群は、世界中で高い評価を受けています。ART TOPICSでは全3回にわたり、ロナルド・ヴェンチューラの作品の魅力や楽しみ方について解説していきます。

ロナルド・ヴェンチューラ《スマイル》2021年 油彩・キャンバス121.9×182.8cm

ロナルド・ヴェンチューラ《スマイル》2021年
油彩・キャンバス121.9×182.8cm

現代美術はわかりにくいという話を聞くことがありますが、彼の作品には現代社会の様々な要素が入っており、誰でも知っている人気のアニメやコミックのキャラクター、動物、人間、機械などを独自の視点で組み合わせ、絵画や彫刻として再構成しており、ユーモラスな部分、シリアスな部分などいろいろな表情があり、いろいろな視点から興味を持って楽しんでいただくことができるものだと思います。

ロナルド・ヴェンチューラ《ボブロ》2018年 ガラス繊維、樹脂、アクリル、金箔 317.5×165.1×137.2cm

ロナルド・ヴェンチューラ《ボブロ》2018年
ガラス繊維、樹脂、アクリル、金箔 317.5×165.1×137.2cm

今回の展示プランは軽井沢ニューアートミュージアムの展示室に合わせてヴェンチューラ自身が企画したものです。それぞれの世界観で構成された、6つの不思議な国を旅するような夏のひと時をお過ごしいただくことが出来るのではないでしょうか?

ロナルド・ヴェンチューラ《コミコスミック 2》2020年 油彩・キャンバス, ガラス繊維、樹脂製フレーム 96.5×78.7cm

ロナルド・ヴェンチューラ《コミコスミック 2》2020年
油彩・キャンバス, ガラス繊維、樹脂製フレーム 96.5×78.7cm

避暑地としても有名な軽井沢ですので、観光シーズンには展示室以外でも楽しんでいただけるように全館で皆様をお待ちしております。
1Fにはアートを中心に約6000冊の書籍を揃えたブックストアがあり、ここでは隣接のカフェからテイクアウトが可能なので、本を楽しみながらコーヒーをお飲み頂くことができます。素敵な夏の一日を、ぜひ軽井沢ニューアートミュージアムでお楽しみいただければ幸いです。

ブックカフェ

ブックカフェ

(軽井沢ニューアートミュージアム 館長 松橋英一 )

《開催概要》
「ロナルド・ヴェンチューラ展-内省 Ronald Ventura-An Introspective」
【会期】2021年8月7日(土)~2022年4月10日(日)
【会場】軽井沢ニューアートミュージアム 第1~第6展示室(2階)
【企画・主催】ロナルド・ヴェンチューラ スタジオ、一般財団法人Karuizawa New Art Museum、産経新聞社
公式HP:https://knam.jp/

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